W111 リムジーネ=ハネベン

1959〜1968



 6気筒220シリーズが、丸目の「ダルマ・ポントン」から「ハネベン」になったのがこのシリーズ。
テールがすっきり、モールも少ないスタンダードな220bはシングルキャブの95PS。
220Sbはツインキャブの110PS。インジェクションを積んだ120PSの220SEbもありました。
230Sは6気筒モデルがSクラスことW108系にモデルチェンジした後も継続販売されたもの。
 日本で見るのは220Sbが一番多く、次ぎに230S。
インジェクションモデルは2ドアばかりで、4ドアはあんまり見ませんね。220bはもっと少ないようです。
MODEL

Model 生産期間 エンジン 出力 シャーシ 重量 生産台数
220b 8/1959-8/1965 M180.940
ガソリン4気筒
95ps W111.010 1320kg 69,691
220Sb 8/1959-7/1965 M180.941
ガソリン4気筒
110ps W111.012 1345kg 161,119
220SEb 8/1959-8/1965 M127.982
ガソリン4気筒
120ps W111.014 1380kg 66,086
230S 7/1965-1/1968 M180.947, 951
ガソリン4気筒
120ps W111.010 1350kg 41,107


よくみると、グリル横のモールが一本しかありません。
リアバンパーはシングルでしょうか。これは220bですね。


こちらはグリル横のモールが2本。220Sb・220SEb・230Sのフロントです。
この車、よく見ると、ユーロ仕様の縦目ライトでシールドビーム4灯装着車用のマーカーライト。
ディーラー車とのことですが、多分オーナーさんの好みでシールドビーム4灯から、
変更をうけたのでしょう。ヤナセ・ウエスタンのディーラー車はハネベンのセダンの場合、
US仕様と同じシールドビームが圧倒的に多いです。
BOSCHらしい角型のドライビングランプは、ちょっと時代が後かな。

220bと220Sbの外観の違い
−リア編−


テールランプが小さく、シングルバンパーの220b。ナンバー灯はバンパーに内蔵。
ハネのエッジモールも後部のみで、上部には無い。
スッキリしていて今見ると新鮮。昭和30年代生まれの世代は、ウルトラマンにも見えるかも。
ゴムのエッジモールはノンオリジナル。


こちらが、おなじみ220Sb・230Sのテール。ナンバー灯はコンビネーションランプと一体。
ナンバーの後ろに給油口があります。
220bとの、モールとランプの違いが良く分かりますね。


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