W111クーペ/カブリオレ

1961〜1971



 6気筒220シリーズが、丸目の「ポントン」から「ハネベン」になったのがこのシリーズ。本国ではクーペとカブリオレも「Heckflosse」いわゆるハネベンとして認識されています。確かにハネが生えかかっていますね。
 セダンと違い、キャブ仕様のSタイプの設定はなくインジェクションエンジン搭載のSE仕様のみの設定です。セダンがモデルチェンジして「ハネ」が無くなり、W108になった後もクーペ、カブリオレはW111として残り、W107シリーズのSLCクーペが登場する71年まで生産されました。
 エンジンは2.2から2.5、2.8と大きくなり、69年からはV8の3.5も併売されました。3.5はフロントグリルが広くなっているのですぐに識別できます。
 ほぼ同じスタイルで長い間作られましたが、内装の仕上げなどは年式が古いほうがウッドが多いのなど、手間が掛かっているとの声が多いです。

MODEL

Chassis Engine Model Years HP Production Weight
W111.021 M127.984 220SEb Coupe 2/1961-10/1965 120 14173 3102
W111.021 M129.980, 981 250SE Coupe 9/1965-12/1967 150 5259 3278
W111.024 M130.980, 984 280SE Coupe 11/1967-5/1971 160 3797 3540
W111.026 M116.980, 990 280SE 3.5 Coupe 11/1969-7/1971 200 3270 3672

Chassis Engine Model Years HP Production Weight
W111.023 M127.984 220SEb Cabriolet 9/1961-10/1965 120 2729 3322
W111.023 M129.980, 981 250SE Conv. 9/1965-12/1967 150 954 3465
W111.025 M130.980, 984 280SE Cabriolet 11/1967-5/1971 160 1390 3716
W111.027 M116.980, 990 280SE 3.5 Cabriolet 11/1969-7/1971 200 1232 3848






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